更年期障害が強く出る人は「自律神経失調症」があるから

更年期障害とは、40~60歳の更年期に起こる不定愁訴で、主な症状は次の通りです。

悩みやショック 1. 顔がほてり、汗をかきやすい、のぼせる
2. 不眠、頭痛、肩凝り、めまい、イライラ怒りっぽい
3. 疲労感や動悸がして、すぐ息が切れる
4. 倦怠感(けんたいかん)、無気力、憂鬱、くよくよする
5. 腰や手、足が冷えたり、痛んだりする

このような症状がひどい人と軽い人、あるいはほとんど感じない人に分かれます。

また、更年期の女性全ての人に起こるわけではないのです。『ここが問題なのです。』

日常の診療の中で、男性や若い女性にも多く見られ、特に「足と首」が悪い人に集中しています。40歳から60歳くらいの間に起こった場合を更年期障害と呼んでいるだけで、いずれも「自律神経失調症状」や「うつ症状」「甲状腺疾患症状」とそっくりなのです。本ページの主旨は、本当の原因を追究しているところにあるのです。


不安定な足裏


関節の変形や歪みと自律神経の関係性 女性では加齢により、エストロゲンホルモンが低下するため、これを補おうと卵胞刺激ホルモンを過剰に分泌し、体の各器官や臓器を調整しようとします。男性でも加齢により、テストステロンホルモンが低下するため、これを補おうと性刺激ホルモンを過剰に分泌し、同じように体の機能を正常にしようと自動調整しますが、この自動調整をスムーズにする自律神経のギヤが誤作動して、トップの過剰の状態、またはバックの不足(低下)状態のどちらかに片寄ってしまった場合、様々な症状が出てくるのです。

確かに加齢によるホルモンの不足に加え、人間関係によるストレスや精神的に不安によるストレスが複雑に絡み合っていますが、更年期障害の原因はそれだけではないのです。もっと大きい原因があるのです。

自律神経失調症状やうつ症状、甲状腺疾患と同じように、その根本原因は「足と首」に70%あるのです。これに加え、更年期にある人は加齢が更に加わってくるのです。これも繰り返し説明していますが、地球上の最も強い破壊のエネルギーは時間経過と比例して、その威力が増す「過剰な衝撃波とねじれ波」なのです。

外反母趾や指上げ足、扁平足などは足裏を不安定にし、免震機能を低下させてしまうのです。この免震機能の低下した足で歩くと、歩く度に「過剰な衝撃波とねじれ波」という破壊のエネルギーを足からの介達外力となって首に伝えてしまい、悪い歩行で反復されることにより強力な破壊力となるのです。これが、頚椎や頚椎と頭蓋骨の接続部を変形させたり、微細な疲労骨折を起こさせ、周りにある自律神経を誤作動させてしまうのです。

その裏付けとして、更年期障害と既に診断されている患者さんの足を調べると、そのほとんどに足裏の異常があり、それに伴って首のだるさ、凝り、痛みなどを訴えているのです。


不安定な足裏の重心だと…頭痛、肩こりなどに悩む女性


治療法として、(1). 加齢などによる身体的要因 (2). 人間関係などによる社会的要因 (3). 精神的不安による心理的要因 が原因となる症状には、専門医による薬物療法やカウンセリング療法、体験談などによる精神療法が必要です。そして、「足と首」の異常からくるものには、本ページで紹介している自然治癒力を高めるセカンド療法が効果的です。

自律神経失調症やそううつ病、甲状腺疾患で説明しているのと同じ方法です。これで多くの人が良くなっているという事実があるのです。特に、「ドッグブレス呼吸法」は重要で、この有酸素運動がそれぞれの症状を安定させているのです。
追加説明として、これらの症状を起こす人に「真面目で几帳面、睡眠時間の短い」という点が共通していますが、この理由は「起きている時間が長い」、つまり重力の負担を受ける時間がそれだけ多いということであり、この重力の負担を多く受けると体と首が緊張し、次第に疲労してくるのです。この隠れている重大な要因を見落としてはならないのです。


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