笠原 巖 Iwao Kasahara

外反母趾・浮き指・ヘバーデン結節研究家
過労性構造体医学・未病学問創始者
笠原接骨院・カサハラフットケア整体 院長
柔道整復師

 

大学を卒業後、日本柔道整復師学校を修了。 1974年より横浜市戸塚区に笠原接骨院を開業。 1日約300人の治療を20年間続け、現在に至る。これまで初検だけで12万人以上の足を診る。外反母趾・浮き指・扁平足、40歳以降のひどい外反母趾「仮称:足ヘバーデン」などの不安定な足が引き起こす足の痛み、ひざ痛、股関節痛、腰痛、首こり、肩こり、自律神経失調状態、うつ状態などに対し、重力とのバランスで力学的に解明し、“足から未病”を改善。その普及を目指し、全国で多数の講演やセミナー、スクールを行っている。世界で初めて解明した「重力とのバランス理論」(足と健康との関係)が評価され、テレビ・新聞などのマスコミでも長年取り上げられている。
また、施術の傍ら発明家でもあり、「重力とのバランス理論」を応用した多数の特許商品を開発。中でも、「外反母趾サポーター」は 大手通販やドラッグストア等でロングセラー。 著書は「過労性構造体医学(医道の日本社)」、ベストセラー「あなたの指先、変形していません
か?」、「自分で治す外反母趾」「50歳からの脊柱管狭窄症は90%の固定で治る!」(共に自由国民社)、「肩こり、腰痛は足の「浮き指」が原因だった」「ひざの痛みはサラシ一本で98%治る」(共にさくら舎)などその他多数、累計215万部を突破。

 

「笠原 巖メッセージ」ブログ

48年以上に渡り、初検だけで12万人以上の足と体を診てきました

現代人の子どもから大人まで、年々激増する足裏の異常「外反母趾」「浮き指」「扁平足」に警鐘を鳴らし続けている。私が足の研究を始めたきっかけは、インターン時代の大きな矛盾とその苦悩だった。それは「スポーツ障害で来院する少年たちの90%が、負傷の瞬間を特定できない損傷、つまり原因不明の痛みで苦しんでいる」という実態。
「同じ学年」「同じ運動量」「同じ種目」、更には「同じような体型」「同じような生活環境」にもかかわらず、スポーツ障害を起こす者と起こさない者との差!その差は、「外反母趾」「浮き指」「扁平足」が共通点になっていることに気づいた。「これなんだ!!」と確信した。 以来、身体の痛みや不調で訪れる患者さん全員の「足」をみることを徹した。何千人、何万人と見れば見るほど、「足裏の異常が原因不明の痛みや不調を起こしている」という確信が高まった。
独立開業して12年目(40歳のとき)に海外調査を実行。裸足で歩く国の人たちと日本人の足の 違い、特に原因のはっきりしない痛みや不定愁訴で悩む人たちの足との差、その比較調査を行った。
インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、メキシコ、オーストラリア(アボリジニ)などの奥地や離れ小島で、裸足で生活している人たちの足を、5年かけて調査。
その調査から「日本人の子どもの足と体が危ない」状態にあることや「大人になる程、足と健康との関係性」が増すことに気付いた。
「足と健康との関係」や「重力とのアンバランスが原因のはっきりしない損傷を起こしている」ことなど、医学書にないことも多く発見することができ、これが「足の研究」に更にのめり込む始まりだったのである。

 

 

独立開業して12年目に、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、メキシコなどの奥地や離れ小島で、ほとんど裸足で生活している人たちの足を、5年かけて調査をする。

重力とのバランス医療「過労性構造体医学」を確立

長年の研究と治療実績から、現代人に蔓延する足・ひざ・腰・首の痛みや様々な体の不調に対し、その発生メカニズムを『重力とのアンバランス』で力学的に解明し、”重力とのバランス医療(未病学問)”『過労性構造体医学』を確立。更に、「ヘバーデン結節」が遠い足やひざ、腰、首などに変形性関節症(炎)を起こしているということ、全身性であることを再確認し、この真実の見落としを防ぐためにあえて「転移仮説」と表現し、著書や講演を通して警鐘を鳴らしている。
痛くなる人とならない人との差を追究しないのは空論であり、伝統医療の落ち度である。

誰にも真実を理解されないからと言って、真実が誤りとはならない。(ガンジーのことば)

人類に役立つなら、様々なしがらみを超えて仮説を追究・再現・立証を試みるべきなのである。
新しい考え方は常に仮説から始まっている。

哲学に裏付けられた「重力とのバランス医療(未病学問)」

私たちは絶対的重力の支配下で生かされている以上、その中の人間もひとつの「力学的構造体」として捉え、「重力とのアンバランス」から判断したり、治療(施術)していくという哲学が何より優先されなければならない。
誰にも真実を理解されないからと言って、真実が誤りとはならない。(ガンジーのことば)

ヒポクラテスのことば

古代約2500年前、医学の祖・哲学者ヒポクラテスの有名な言葉を参考にすべきである。

「医術者であると同時に哲学者であれ」
「哲学の中に医術を、医術の中に哲学を織り込まなければならない」

つまり、
医学と哲学は同じものであると、ヒポクラテスは説いている。
また、施術においてヒポクラテスは次のように言っている。
医療を志した者ならだれでも一度は聞いた言葉である。

「人間は「自ら治す力を持っている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、
医術者はこの自然治癒力が十分発揮させる環境条件を整えるだけである。」

その「固定」とは、「90%の動ける固定法」なのだ。

「私ほど「足」をみた者はいない。

「私ほど「足と健康との関係」を追究したものはいないはずである。なぜなら、当時1日300人もの患者を20年以上見続けながらの調査は限界を超えているからである。
「裸足で歩く国の人たち」と「日本人の足」の比較、特に原因のはっきりしない痛みや不定愁訴で悩む人たちの足との差、その比較調査を行った。
インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、メキシコ、オーストラリア(アボリジニ)などの奥地や離れ小島で、裸足で生活している人たちの足を、5年かけて調査。

村の広場で突然訪ね、説明して足を撮影。後方の車は私がガイドと共にチャーターしたもの。

通り道の小さな店に立ち寄った際の足の調査

村の広場に20歳以上の人に集まってもらって順番に撮影

 

年代別の足の調査

1日の大半を裸足かサンダルで過ごしている、子どもたちの足

 

▲ 子どもの踏ん張れる足裏と足

10代の「足と健康との関係」の調査(問診・視診・触診・経験的判断によるもの)

 

 

▲ 平均的にバランスの取れた足

 

20歳代の「足と健康との関係」の調査(問診・視診・触診・経験的判断によるもの)

 

▲ 20歳位になると足が発達して力強くなってくる

 

 

30歳代の「足と健康との関係」の調査(問診・視診・触診・経験的判断によるもの)

 

 

▲ 本来の理想的な足のかたち

 

40~50歳代の「足と健康との関係」の調査(問診・視診・触診・経験的判断によるもの)

 

▲ 中年層でもしっかり踏ん張れる。掃除も裸足。裸足の時間が多い。

 

60歳以上の「足と健康との関係」の調査(問診・視診・触診・経験的判断によるもの)

 

▲ 中高年でもこの踏ん張り方。足の形が崩れていない。足裏もタコがなくキレイ。

 

 

例外発見!

裸足で歩く国の人には、外反母趾はいないという先入観で調査をしたが、 ごく少数であったが外反母趾、浮き指等の変形が見られた。

その共通点はいづれも、手の第一関節が変形する「ヘバーデン結節」があった。

手の「ヘバーデン結節」が足にも起こっているという関連性が推測できた。

 

 

数多くの特許商品を開発

特許20件程を含め、工業所有権100件以上を所有。健康関連サポーターを多数開発。
大手通販や全国ドラッグストアなどで35年以上のロングセラーの実績。

多数の商品を開発して40年…100以上の特許などの工業所有権を所有しています。外反母趾サポーターは大手通販や全国ドラッグストアなどではロングセラーとなっています。カサハラ式商品の約80%はこれらの特許から生まれています。「発明家」と名乗っても過言ではないと思っています。
当院に来ることが困難なお客様に、「自分の身体は自分で守る」ための手段として活用頂いています。

 

累計215万部突破!

 

著書一覧はこちら

数多くの講演・セミナーを実施し、スクールで指導も行っています

 

 

 

医師・柔整師・治療家向けセミナー、企業向けセミナー、地方自治体・教育関係者セミナー、一般向けセミナーなど 全国各地で多数講演しております。
また、過労性構造体医学に基づく新しい理論と、足裏のバランスからみた健康・美の情報、笠原巖先生の48年に及ぶ治療実績による技術伝授を、国家資格者・民間資格者・などに幅広く笠原先生が直接指導している。認定コースでは、医師と笠原先生の認定書を授与しています。

 

過去の講演実績・メディア実績

開催日時 主催 開催場所 テーマ
2012.2.14 神戸新聞文化センター 三宮教室 兵庫県神戸市 足裏と健康はつながっている!外反母趾・浮き指講座~外反母趾を整えて体のゆがみを改善~
2011.6.8 ウィルワン研修センター「代々木」 東京都渋谷区 外反母趾の保存的療法他について
2011.4~6 熱田の森文化センター 愛知県名古屋市 「外反母趾・浮き指講座」
2011.4~6 栄中日文化センター 愛知県名古屋市 「自分で外反母趾を整え、ひざ・腰・首の痛みを改善」
2011.2.20 ウィルワン研修センター「代々木」 東京都渋谷区 外反母趾の保存的療法他について
2011.1.16 社団法人 過労性構造体医学研究会 東京国際フォーラム 過労性構造体医学(Gバランス医療)セミナー
2010.9.12 日総研出版 東京JJホール 足裏から全身のバランスを整えるテーピング実習
2010.7.14 日総研出版 福岡JJホール 足裏から全身のバランスを整えるテーピング実習
2010.4~6 栄中日文化センター 愛知県名古屋市 外反母趾を整えて、ひざ・腰・首の痛みを改善
2010.10~12 栄中日文化センター 愛知県名古屋市 外反母趾を整えて、ひざ・腰・首の痛みを改善
2009.9.24 株式会社スパークラーズ 東京都港区青山 特別企画『外反母趾をととのえて、自然と正しい歩行で体の歪みを整える!』~美脚をつくるフットケアとウォーキング~
2009.8.9 フットケアポディストスクール「九州校」 福岡市博多区中洲「AQUA博多」 夏休み緊急「過労性構造体医学(Gバランス医療)セミナー」
2009.6.7 NHK文化センター松山教室 愛媛県松山市 外反母趾を整えて、ひざ・腰・首の痛みを改善
2009.5.31 医療法人古賀医院 あさひクリニック 佐賀県鳥栖市 今、子供たちの足と体が危ない!
2009.5.17 栄中日文化センター 愛知県名古屋市 外反母趾を整えて、ひざ・腰・首の痛みを改善
2009.3.29 九州共立大学サテライトキャンパス 福原学園天神サテライトキャンパス 足のトラブル解決セミナー
2009.11.29 フットケアポディストスクール「九州校」 福岡商工会議所 特別企画「過労性構造体医学(Gバランス医療)セミナー」
2009.10.4 近鉄文化サロン阿倍野 大阪府大阪市 「外反母趾はひざ・腰・首の痛みや自律神経失調症・うつの原因に」
2008.11.30 日本ホリスティック医学協会セミナー 佐賀県鳥栖市 「重力とのバランスを足裏から科学する」過労性構造体医学セミナー
2008.11.2 医療法人 和楽会 にこにこ整形外科 沖縄県那覇市 保険診療半分、自由診療半分で成功する方法
2008.10~12 朝日カルチャーセンター「新宿教室」 東京都新宿区 外反母趾を整えて正しい歩行と脚やせ
2007.3.21 新日本柔道整復師会 大宮ソニックシティ 自由診療成功セミナー
2006.7~2006.12 両国柔整鍼灸専門学校 両国柔整鍼灸専門学校 過労性構造体医学(Gバランス医療)特別セミナー
2006.1~2006.3 両国柔整鍼灸専門学校 両国柔整鍼灸専門学校 過労性構造体医学(Gバランス医療)特別セミナー
2005.7~2005.9 全国柔整鍼灸協同組合「福岡事務所」 福岡県 過労性構造体医学(Gバランス医療)特別セミナー
2005.6.5 医道の日本社 東京都千代田区 過労性構造体医学-新しい固定理論でからだをなおす
2005.4~2005.6 横浜医療専門学校 横浜医療専門学校 過労性構造体医学(Gバランス医療)特別セミナー
2005.4~2005.12 日本療法士教育センター 愛知県名古屋市 過労性構造体医学(Gバランス医療)特別セミナー
2005.2~2005.3 東京ガス 東京ガス横浜ショールーム 「裸足生活」
2004.9~2004.11 カイロプラクティック&オステオパシー研究会 過労性構造体医学(Gバランス医療)特別セミナー
2004.8.22 過労性構造体医学研究会 横浜鶴見会館 過労性構造体医学(Gバランス医療)特別セミナー
2004.4~2004.10 日本療法士教育センター 愛知県名古屋市 過労性構造体医学(Gバランス医療)特別セミナー
2004.2.19 フクスケ株式会社 フクスケ本社 「子供の足が危ない」
2003.5.8 多摩市健康づくり推進委員会 東京都多摩市 「ひざの痛み、腰の痛み予防のために」
2003.2.23 茨城県教育委員会様 茨城 「足元から全身を健康にするために」
2002.9.24 多摩市健康推進委員会 東京都多摩市 「足裏から膝・腰・首を健康にする」
2002.7.18 多摩第三小学校 家庭教育学級実行委員会 東京都多摩市 「育ち盛りの足が危ない!」
2002.6.23 過労性構造体医学研究会 東京AIGビル大手町 過労性構造体医学(Gバランス医療)セミナー
2002.5.26 過労性構造体医学研究会 大阪コロナホテル 過労性構造体医学(Gバランス医療)セミナー
2002.3~2002.11 株式会社ポーラ化粧品本舗 全国 「足から健康を科学する」北海道から沖縄まで全国各地で約35回の講演
2002.2.13 市川市教育委員会 千葉県市川市中央公民館 「足の健康から体の健康を考える」
2002.12.8 過労性構造体医学研究会 大阪コロナホテル 過労性構造体医学(Gバランス医療)セミナー
2002.11.20 多摩市子供サッカーチーム永山FC 東京都多摩市 「大丈夫!?子供たちの足」
2002.11.17 過労性構造体医学研究会 東京 麻布台セミナーハウス 過労性構造体医学(Gバランス医療)セミナー
2002.10.6 過労性構造体医学研究会 東京 麻布台セミナーハウス 過労性構造体医学(Gバランス医療)セミナー
2001.9~2002.7 株式会社船井総合研究所 東京、大阪 「整骨大学養成セミナー」計12回の講演
1999.12.8 株式会社ミキグループ 椿山荘 「足と健康との関係」セミナー
他多数