予防医学の3原則
1.[縦×横×高さ=「構造学的歪み」の予防]
足裏のバランスを整えると自然と全身のバランスも整い、足裏をはじめ、ひざ・腰・首などの歪みやズレを予防することができる。
2.[時間経過×=変形や老化など「過労学的損傷」の予防]
足裏のバランスを整え、更に人工筋肉インソールなどで、歩行時に発生する過剰な衝撃波やねじれ波を吸収無害化することで変形や疲労骨折・老化を予防することができる。特に、頚椎への負担を軽減するため、自律神経失調症やうつ・パニック症の予防につながる。
3.[環境条件×=日々の生活における「環境学的条件」の予防]
足裏のバランスを整えた上での正しい歩行は、運動能力や調整能力・敏捷性が増すため、基礎代謝機能が高まり生活習慣病の主原因となる内臓脂肪を減らすとメタボリック症候群を予防することができる。
病気になる人とならない人の差は、このように足裏のバランスと大きな関係があったのです。
病気には遺伝子が関係する先天的要因10%、原因をはっきり特定できる後天的要因10%、残りの80%が足と重力とのバランスが関係しているのです。その中の生活環境条件つまり環境学的要因となる片寄った生活習慣が要因となる場合も10%あります。
しかし、この先天的要因や後天的要因・環境学的要因が同時に起こることはないので、どんなにゆずったとしても予防医学の80%は足が関係しているのです。
過労性構造体理論による予防医学
予防医学や美・健康に携わる者は、最初に学ぶべき基礎知識が必要です。それは「自然界にはもともと『衝撃波とねじれ波』のエネルギーが存在している」ということです。
宇宙にある天体同士が衝突する時、また星がその最後を迎え爆発する時、必ず衝撃波とねじれ波を発生させています。これは最近の天文学でも証明しています。またアインシュタインも、ビックバンによって地球が誕生するとき、強くて長い波長と弱くて短い波長のエネルギーが発生し、現在もこの2つのエネルギーをもって宇宙が拡大しており、地球もこのエネルギーの影響を受け、時間経過と共に歴史を刻んでいると言っています。ビックバンのような爆発でも、また逆にすべてを破壊するブラックホールのような果てしない強い重力でも、衝撃波とねじれ波のエネルギーが発生しているのです。
地球にも重力があり、その力の影響の中で暮らす人間の体も「1G」(重力1)から発生する衝撃波とねじれ波の影響を受け、これに対応できる形で造られているのです。このことをまず最初に知るべきなのです。
体の免震機能は近代兵器も太刀打ちできない
骨格ひとつを見ても絶妙なバランス構造で、特に重力から発生する過剰な衝撃波やねじれ波を吸収無害化できるように造られています。その構造設計は近代兵器も太刀打ちできないほど実に巧妙に造られているのです。
逆から見ると、重力から発生する『過剰な衝撃波』と『過剰なねじれ波』がいかに身体に有害であるかを物語り、またあらゆる手段を用いてその有害となる過剰な重力の悪影響から身体を守ろうとしているのです。
負傷の瞬間を特定できない痛み、特に慢性痛や自律神経失調症、更には生活習慣病(メタボリック症候群)までもが関係しているのです。重力の負担と時間経過、つまり時間経過に伴う過労性(過労医学)を理解することが必要なのです。そこに、予防医学の根本理論があったのです。