健康と美と予防医学

クッション機能
『人間は地球上において「構造学的バランス」と「環境学的条件」のほかに、時間経過と共に発生する重力による負担=過労性、つまり「過剰な衝撃波やねじれ波」と戦い、同じに絶妙なコントロールで調和を保とうとしています。そしてその中であっても、重力による負担=過労性となる「過剰な衝撃波やねじれ波」との調和(バランス)が保たれたところに健康と美が生れ、運動能力や知能の発達と共に発展と進化が促されています。

逆に、重力による負担=過労性となる『過剰な衝撃波やねじれ波』を多く受け過ぎ調和が崩れ破壊の起ったところに、原因のはっきりしない痛みや病気、醜さが生まれ、運動能力の低下や機能の低下と共に退化や死が促されているのです。 その重力との調和(バランス)を最も多くコントロールしているところが、人間の土台となる『足裏である』ということを何回も足裏美学のコーナーで説明してきたのです。それほど足の異常は、健康・美・予防医学に悪影響を及ぼし、その割合は80%以上なのです。つまり、健康・美・予防医学は『足が80%』司っているのです。


人間の体は左右で役割か異なっている

次に、人間の体の仕組みは、この衝撃波とねじれ波に対応できるよう造られていることを説明していきましょう。

人間の体はもともと左右で役割が違うように造られているのです。


★右半身は「衝撃波」と戦うと同時に、それを吸収無害化します。
★左半身は「ねじれ波」と戦うと同時に、それを吸収無害化します。


左右のストレスについて
人間の体には左右差による適度な遊びが必要であり、それにより重力とのバランスを1つにして効率性を高めているのです。
車に例えると、右半身はタイヤの空気圧の「あそび」であり、左半身はハンドルの「あそび」の役割をしているのです。車はこの2つの「あそび」があるから、重力とのバランスを効率化し、時速200km~300kmのスピードを出せるのです。この「あそび」が無かったり、逆に大き過ぎると車が壊れたり事故になってしまうのです。
これと同じように人間の体の構造も、この「
あそび」をもって過剰な衝撃波やねじれ波を吸収無害化して体を守っているのです。
しかし、足裏に「外反母趾」や「指上げ足」(浮き指)などの異常があると「あそび」が大きくなり過ぎたり、逆に少なすぎてしまい慢性痛や自律神経失調症、生活習慣病が起っていたのです。これが、隠れていた本当の原因だったのです。
様々な症状に対して、足から過労性(過労医学)となる原因を追求しないのは空論になってしまうのです。残念ながら、これらの症状を足裏から過労性を診断し、本当の原因を読めないところに現状の行き詰まりがあるのです。


自然界には人間を破壊するエネルギーがある

地球上の構造物を破壊する最大のエネルギーは、過剰な衝撃波とねじれ波のエネルギーです。ビルが地震で壊れる時も、過剰な衝撃波とねじれ波なのです。また、巨大な岩石であっても小さな金づちで1年も打ち続ければ、過労性のエネルギーつまり「衝撃波とねじれ波」により粉々の砂にできるのです。

これと同じように、足に「外反母趾」「指上げ足」(浮き指)があると人間の体にも破壊を起こしてしまうのです。この1回の破壊のエネルギーは小さく自覚できないものであっても、繰り返されると大きなエネルギーに変化するのです。この破壊のエネルギーが、体のどこに繰り返されたかにより様々な不調がおこるのです。

1.首に繰り返された場合(特に頚椎と頭蓋骨の接続部)・・・頭痛、肩こり、めまい、不整脈、うつなどと共に自律神経失調症を起こしたり、また頚椎の3・4・5番あたりに繰り返されると手がしびれたりします。

2.腰に繰り返された場合・・・ヘルニア、分離症、すべり症、脊柱管狭窄症、ぎっくり腰、慢性腰痛などを起こします。

3.ひざに繰り返された場合・・・変形性膝関節症、慢性的なひざの痛み、半月板損傷、十字靭帯損傷などを起こします。

これらの症状は、ほんの一部に過ぎません。この他、今まで説明してきたようにメタボリック症候群が起因となり生活習慣病といわれる多くの症状が足と関係しているのですが、現代医学はこれを関係付けられないでいるのです。


足裏の異常が首の骨を変形させる 足裏の異常が腰を変形させる 足裏の異常がひざを変形させる