メニエル病も本当の原因は足にあった
メニエル病は、天井や自分自身がグルグル回るように感じる回転性のめまいです。
この症状は、何の前兆もなく突然起こるのが特徴で、耳鳴りや難聴を伴うことが多くあります。1回のめまいは30分から数時間続き、頻度は毎日起こるという人から、月に1回位という人まで様々で、間隔や程度はその時によって変わります。
症状が進むと治りにくく、強いめまいや難聴と共に、足が地についていないような不安定感も出てきます。また、頭痛、肩凝り、吐き気などいくつかの自律神経失調症状が出てきて、仕事を続けられなくなったり、立ち上がったりすることが困難になります。
メニエル病の原因は、「内リンパ水腫」という状態が発病に深く関係している、と言われていますが、問題なのは「どうして内リンパ水腫が起こるのか」ということです。この部分の追求がされていないのです。
メニエル病と診断された人たちの足をよく観察すると、必ず外反母趾や指上げ足が共通点になっていて、この悪い足による悪い歩き方で頚椎が変形してしまっている人に多く見かけられます。
この病気は裸足で歩く国など発展途上国に少なく、足裏が不安定になった先進国に多く見られることからも、メニエル病の本当の原因は足裏の異常が首を痛めた結果だと言っても過言ではないと思います。
一般的には、メニエル気質と言って、一様に神経質で、真面目で几帳面、仕事に打ち込み嫌なことも我慢して横になるなどの余裕もなく、寝不足になっている人に多く見られます。「このライフスタイルを分析すると、この裏には横になることが少なく、逆に起きている時間が長いということになります。長いということは、それだけ重力の負担を首で多く受けることになってしまうということなのです」。これが、首を変形させるため、首の回りにある自律神経が誤作動し、内耳の働きに疲労を伴う支障が起き、これを回復させようとする一種の防御反応として「内リンパ水腫」が起こるのです。これを追求することです。
メニエル病を起こす人は、この潜在的要因に、前かがみの姿勢やデスクワーク、片寄った仕事などで、更に頚椎に過剰な重力の負担が繰り返された人に多く見られます。
本ページで言いたいことは、メニエル病を原因不明の病気と決めつける前に、「なぜ、人間の土台となる足裏の異常からそのようなメカニズムを解明しようとしないのか。」という疑問なのです。
人間の体もひとつの力学的構造体として捉え、「その土台の部分に免震機能の低下があると、歩く度に過剰な衝撃波やねじれ波を頚椎に繰り返し伝え、時間経過と共に頚椎が変形し、その変形の具合によってメニエル病を起こしているということなのです。
治療法としては、まず医師による診断でその他の病気が隠れていないかの鑑別と、必要に応じた早目の治療が重要です。これとは別に、最も多いとされるライフスタイル、つまり悪い足による悪い歩き方が原因となっている場合は、自然治癒力を高めるセカンド療法を併用すべきです。
メニエル対する<セカンド療法>
(1). 足裏から全身のバランスを整える整体やテーピング、またはテーピングが編みこんである専用靴下で、足と首の歪みを正し自然治癒力を発揮させる。
(2). 足裏へ人工筋肉素材の免震インソールを使用し、過剰な衝撃波やねじれ波が首に伝わるのを防ぐと共に、疲労回復を早めるため低周波や専用バイブレーターで足裏から全身の血行促進を図り、自然治癒力を発揮させる。
(3). 片寄った生活環境の改善により、肉体的、精神的ストレスの改善を図り自然治癒力を発揮させる。一般的な治療法は、(3)の生活改善だけが強調されていますが、(1) 、(2)のことが重要であることを知って頂きたいのです。メニエルは不規則な生活が本当の原因ではなく、足裏の異常が隠れた本当の原因、つまり根本原因になっているのです。
本ページでご紹介している商品について、詳しく知りたい方はフットケアショップをご参考にして下さい。
当ホームページ上の文章や商品等は、あくまで参考になればという思いから情報提供を目的として紹介しているものです。決して、医師の治療を受ける機会を奪うものではございません。医師の判断を優先され、くれぐれも誤解のないよう冷静にご判断下さい。