男性に多い「痛風(つうふう)」の原因も首にあった

首への負担がかかる原因の図解 痛風の症状は最初、患部付近にチクッとした痛みや違和感があり、その後だんだん強くなり2、3日でかなり激しい痛みに変わります。この激痛は3日間位が最高潮となり、その後は2週間くらいで痛みはほとんどでなくなってくるのが特徴です。

痛む場所が足の親指の付け根や甲、足首、くるぶし、ひざなどに多く、またまれに負担のかかった肘や肩関節にも起こることがあります。
原因として、一般的には飽食、飲み過ぎ、運動不足が言われていますが、これには矛盾が多くあります。

もう一つの原因として、足と首の関係を追及する必要があるのです。
病院で既に痛風と診断されている人や関節の痛みで接骨院を訪れた患者さんのその症状から、病院で検査をしてもらい痛風や尿酸値が高いと診断された人たちを調べてみると、悪い足による悪い歩き方が共通点にあるのです。悪い足とは「指上げ足」、つまり指に踏ん張る力がなく、足指が地面に接地しない足のことで、悪い歩き方とはドシンドシンと過剰な衝撃波(突き上げ)を首に伝えてしまう歩き方のことです。特に、中肉で長身であったり、首が長い人、逆に短い人は余計この負担を受けてしまいます。ですから、痛風の人は首の凝りや首の動きや回りが悪いなどの症状が普段からあり、それに伴って頭痛や肩凝り、めまいなどもあるのです。


足裏の異常が首の骨を変形させる


過剰な衝撃波は、首以外にも腰で受けているので腰痛やギックリ腰にみまわれることがしばしばあります。

体内にはだれでも一定の尿酸が蓄積されていて、生成と排出のバランスを保っています。しかし、首を痛めた人は自律神経が誤作動を起し、このバランスが崩れ、尿酸があふれ出して血液中に溶け込み、尿酸値が高くなってしまうのです。血液中に溶け出した尿酸の量が多くなり限界を超えてくると、尿酸が針状のナトリウム結晶となって痛風特有の激痛症状が起こるのです。

「首を痛めたことが原因である」という証拠として、悪い足で悪い歩き方をする以外にも、激しい運動により首を痛めたスポーツ選手にも多く見られます。特に、頭から激突を繰り返して首を痛めやすいラグビーやアメフト、相撲の力士などに多く、またレスリングや柔道で首を鍛えるための運動をして「ブリッジ」を長く続けた人にも多く見られます。これは、首の変形や微細な疲労骨折により、自律神経が一時的に誤作動を起こした結果、尿酸が急増したことが原因となります。

このように悪い歩き方やスポーツ、それに長身であったり、首が長いなどの身体的特徴により、過剰な衝撃を首で受けてしまった男性に、圧倒的に多く見られます。女性はホルモンの働きで尿酸が少ないため、痛風にはなりにくいのですが、首を痛めている人は閉経以後に発症しやすくなります。この他、管理職の人や几帳面で人に気に入られようといつも気配りをする人などがなりやすいと言われていますが、別の方向からみるとその人たちは起きている時間が長く、それだけ首に重力の負担を蓄積させてしまっているということなのです。更に、猫背など姿勢の悪さも加わり、重力の負担が首に蓄積されたことが隠れた原因になっているのです。

原因が首を痛めたことにあるわけですから、痛風になった人は自律神経が誤作動を起こしているので、これ以外にも腎臓病や心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中、糖尿病など命にかかわる病気を併発しやすいので注意が必要です。

痛風は若い人にも起こっています。若い30歳代の発症が増えた要因は、足裏の発達不足に伴う外反母趾、指上げ足など足裏の異常により首を痛めやすいということが、痛風の増加に比例しているのです。


痛風に対するセカンド療法

治療法としては医師の治療の他に、本ページで紹介している「健康の3原則」で自然治癒力を十分発揮させる方法も一つの考え方です。


本ページでご紹介している商品について、詳しく知りたい方はフットケアショップをご参考にして下さい。

当ホームページ上の文章や商品等は、あくまで参考になればという思いから情報提供を目的として紹介しているものです。決して、医師の治療を受ける機会を奪うものではございません。医師の判断を優先され、くれぐれも誤解のないよう冷静にご判断下さい。