足と健康との関係

「足と健康との関係」について詳しくは、「フットケア学とは」のところでも述べている。 歩く時は必ず衝撃波とねじれ波が発生している」という事実に気付くべきである。
そして、バランスの保たれた足裏の機能は、その衝撃波とねじれ波を吸収・無害化するが、バランスの不安定な足裏は、過剰な衝撃波とねじれ波を身体に蓄積させてしまう、ということである。これが、同じ条件下であっても障害を発生する者と、より健康になる者との差になっているのである。

詳しい説明は、専門書『過労性構造体医学(Gバランス医療)』(医道の日本社)を参照下さい。

■1.安定機能の低下(縦×横×高さ)×

積木の一段目の原理 → 骨格や姿勢を悪くする。
(例)
顎関節症、偏頭痛、左肩こり、顔面の左右差、側弯症、猫背、骨盤のズレ、O脚、下肢の長短差、開脚運動制限、悪い歩き方・走り方、骨盤の四角映像、下半身太り、巻き爪

■2.免震機能の低下(時間)×

地震の縦揺れ・横揺れの原理 → 過剰な衝撃とねじれによる破壊のエネルギーが発生
(例)
関節の変形、疲労骨折多発、中学2年生の分離症の多発、中高生のヘルニアの激増、半月板骨折、頚椎の痛みや変形多発、スポーツ障害多発、アキレス腱断裂の根本原因、自律神経失調症(頭痛、肩凝り、メニエル、高血圧、低血圧、うつ病、著しい冷え性、パニック症、不眠、頭の重さ、頚のだるさ、ED、眼圧異常)など

■3.運動機能の低下(環境)×

竹馬の原理 → 体が硬くなり、運動能力が衰える。
(例)
運動能力の低下、柔軟性・敏捷性・調整能力の低下、持久力の低下、顔面転倒、子供の転倒率と骨折の頻度の比例、成人病の発生原因、高脂血症、心筋梗塞、脳溢血、脳梗塞、生活習慣病が原因となる糖尿病

足裏の異常と健康との関係