子どもの外反母趾と健康

18、子どもに外反母趾と浮き指が激増中

最近の子どもは転びやすい、ケガをしやすい、あるいは目をつぶって長く立っていることができないと言われています。これは、平衡性・敏捷性・巧緻性など身体の動きを最も効率的に発揮するための能力、つまり調整力が衰え始めているのです。また、行動においても「やる気が起きない」「身体がだるく常に眠い」「肩が凝って調子が悪い」「かったるい」「朝起きられない」など心身の不調を訴える子どもが増えていると学校の先生方からもよく伺いますし、メディアも盛んに訴えています。

一体なぜ今、こんなにも子供たちの具合が悪いのでしょう?多くの医師も何らかの子どもの異常を感じていますが、それがどうしてなのか、どうすればよいのかといった具体的な報告が何ひとつないのも現状です。しかし、答えははっきりと出ています。
そのヒントとなるのが、時代・ライフスタイルの変化に伴って、子どもたちの足に大きな変化が起こっているということです。その変化とは子どもの外反母趾と指上げ足(浮き指)という足裏の異常です。医師も気づかなかった子どもの心身の問題、それは意外にも足と密接な関係があったのです。

足は人間の土台です。
足裏の面積は、体表面積のわずか1%たらずです。私たちは、この小さな足裏で、重力とのバランスをコントロールしています。重力とのバランスがうまくとれたところに、健康や美があり、運動能力の発達と共に進化・発展してきたのです。
“重力””力学”と言うと少々難しく思うかもしれませんが、家が傾いたら土台(基礎)から正していく、また積み木を高く積んでいくとき最初の一段目が傾いていると、その上は反対側に傾くという自然な考え方ならば理解しやすいのではないでしょうか。
これを裏付けるように、不調を訴える子どもの足を調べると、90%以上の割合で外反母趾や指上げ足(浮き指)など足裏の異常をみつけることができます。

また、負傷の瞬間がはっきりしないスポーツ障害を起こした子どもの足の、実に98%に指上げ足(浮き指)がみられるというまぎれもない事実があります。
重要なことは、外反母趾や指上げ足(浮き指)などの異常に伴い、次のような痛みや神経症状、心の問題が起こっているということです。

成長過程にある子どもにとって、この小さな足裏に異常があると、肉体的な面だけでなく、自律神経失調症に伴う精神面にも異常をきたしてしまうのです。

現実問題、小中学生の50%に足裏の異常があり、そのうち7%に30度以上の進んだ変形があると報告されています。変形が30度あるとそれはすでに上半身にもそれを補おうとする歪みが起きているということです。

また、指上げ足(浮き指)においては認知度が低いのも発見を遅らせる要因のひとつとなっています。付け根とかかとという狭い範囲で身体を支えるため、重心がかかとに片寄り、足指を使って踏ん張ることができません。これは、運動時に突き上げ(過剰な衝撃波)やねじれ(過剰なねじれ波)を吸収できずにストレートに身体に伝えしまい、一番歪みの大きいところから損傷させていくのです。限界を超えたとき、それぞれの痛みや自律神経失調症状が起こっているのです。指上げ足(浮き指)も外反母趾と同数おり、これらの足裏の異常は予備軍を含めると70%にもなります。

なぜ子供たちの足裏に異常が起こるのでしょうか?

赤ちゃんの手のひら・足の裏をつついてあげると、ぎゅっと握り返す反射があります。これは「把握反射」「足底反射」とも呼ばれ、生まれもっている反射です。お猿さんは生後よりこの原始反射が強く残っているので、生まれてすぐの赤ちゃん猿も母猿にしっかりつかまることができ、落ちないのです。

人間の場合、ガラス・石など床の危険物や寒さから赤ちゃんの足を守るため、すぐに靴下を履かせたり、砂利道やデコボコ道を歩く機会がないので、足裏への刺激が不足してしまい、足底反射が起こらないのです。これによって、足指を使って踏ん張るという力がなくなり、外反母趾や指上げ足(浮き指)という異常になり、足裏が不安定になってしまうのです。足裏が不安定になると、それを補うため身体の上部にも歪みが起こり、これが子どものバランス感覚や調整能力を衰えさせてしまっています。裸足の国の子どもたちは、足裏が安定しているので、頭の上に重い荷物を乗っけても、ぶれません。

結果として、これがいつも健康な子供といつも調子が悪い子供との境界線になっているのです。

  1. 子供の足・ひざ・腰・首の慢性痛やスポーツ障害
  2. 子供の自律神経失調症(下痢・便秘・ひきこもり・うつなどを含む)
  3. 子供の生活習慣病(肥満・子供の成人病)

日本の子どもたちの足

裸足で歩く国の人々の足

治療の3原則

1、足裏から全身を重力とのバランスで整えて、自然治癒力を発揮させる

2、足裏の免震機能の回復と全身の血行促進行為で、自然治癒力を発揮させる

3、スポーツなどで運動能力を高め、肉体と精神の環境条件を整えて、自然治癒力を発揮させる

具体的に自分で取り組む方法

1、整体をした後に、テーピングやテーピング靴下で足から全身のバランスを整える

 

2、靴の中には人工筋肉素材の免震インソールを入れ、マッサージなどで全身の血行促進を行う

 

3、痛みがある場合は、外面から固定、内面からは栄養を取る


▲足首へのサラシ包帯

足底反射を促す方法

足底反射とは、生まれながらにして残っている原始反射です。赤ちゃんの手のひら・足の裏をつっつくと、握り返してくれるという覚えがあると思います。生後間もない赤ちゃんの手のひらをつついて棒にぶら下げると、しばらく握ったままだといいます。
歩き始めの頃に、足の裏にも同じように刺激をして、地面をつかむということを身体に覚えさせてあげることが重要です。

歩き始めの乳幼児に対して(?4歳くらい)

足底反射を起こさせるため、爪で足裏を刺激する方法『足裏スキンシップ』を行いましょう

4歳から小学校3年生くらいの子どもたちに対して

砂や土の上を歩いたり玉石を踏ませたりして、足裏に”危険”を感じると、それに対応する筋肉や機能が発達してきます。小さい頃から足裏に刺激を与え、足底反射(踏ん張る力)が十分に起こるよう訓練しましょう。

踏ん張る力をつける運動

小学生くらいから

グーパーリハビリ運動を通して、足裏の筋肉を鍛え踏ん張れる足づくりを心がけましょう。


Kasahara

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