正しい歩行は足裏のバランスから

正しい歩行に悩む女性のイメージイラスト 今、歩き方に迷っている人が大勢います。また自分の歩き方がどことなくおかしいと思っている人も大勢います。
また、「ウォーキング教室」という言葉を頻繁に耳にしますが、それほど多くの人達が歩き方に迷っているのです。
この「迷っている」という直感は、「悪い歩き方が健康や美によくない」ということを本能的に感じ取っている証拠なのです。
悪い足で悪い歩き方をしている人の90%に、慢性痛や自律神経失調症・病気・下半身太り・O脚・体の歪みがあります。このことを感じとっているのです。

ウォーキングレッスンを行う中で、同じことをやるにもすぐに出来る人と、なかなかマスターできない人とがいます。そこで、足裏のバランスを整えるテーピングをしてからレッスンをすると、今までなかなかマスターできなかった人がすぐに正しい歩行ができるようになります。
これは「正しい歩行は意識するだけではできない」という証拠です。「正しい歩行は足裏のバランスを整えてから」だったのです。

これにはちゃんとした理由があります。本来の足裏は、踵と指の付け根と足の指の3点を使い全身のバランスをとっています。ところが、現代人の多くは外反母趾や指上げ足(浮指)などによる足裏の歪みがあり、足の指に力が入らないため指をほとんど使わずに歩いているのです。足指が踏ん張れていないということは、踵と指の付け根だけを使った2点歩行となり、重心が踵に片寄ってしまったり、左右の足で均等にバランスが取れず、体が歪み、フラついてしまうのです。


不安定な足裏
2点歩行 3点歩行


指上げ足の特徴とチェック法
現代人は靴を履き続けているため、足裏の刺激不足により足指が発達しないどころか、逆に退化して足の指が上に浮いてしまっているのです。 これが今現代人に激増している指上げ足(浮き指)で、実は外反母趾以上に体に害となるのです。
このような不安定な足裏をそのままにして、意識だけで正しく歩こうというのはとうてい無理が生じるのはもうお分かりでしょう。

まず、正しい歩行をしようと思ったら、今の不安定な歩き方の原因である足裏の歪みから正すことです。必ず、キレイに歩けない人は自分の足裏に原因が隠れています。見た目ですぐ分かる外反母趾だけでなく、足の親指を甲側に押すと90度以上反ってしまう人、足の裏や指の背にタコがある人、扁平足の人、甲高の人など全てです。

このような足裏の歪みは、足指に力を入れようと意識しても無理があるので、テーピングで足裏のバランスを整え、踏ん張れる状態に保ってあげることからスタートします。そうすることで足裏の機能が発揮され、正しくキレイな歩き方と共に自然と美しいスタイルが導き出されるのです。テーピング以外にも、専用3本指テーピング靴下で足裏のバランスを整えることもできます。



3本指テーピング靴下
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足裏のバランスが
整った足に

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足裏のバランスを整えると自然と正しい歩行が促される

外反母趾、指上げ足(浮指)などの悪い足だと足指に力が入らない。それと同時に足裏の横アーチや縦アーチも崩れるため足裏が不安定になってしまうのです。

不安定な足裏のままいくら正しい歩き方を意識しても、意識だけでは正しい歩行はできないのです。「足裏のバランスを整えてこそ、正しい歩行が自然と促されるのです。」足裏のバランスを整えるということは、不安定な2点歩行から足指を使った正しい3点歩行をすることなのです。


安定した足裏と不安定な足裏


ですから、「正しい歩行は踵から」という誤った先入観を取り除き、正しい歩行を自然界の法則から割り出し、認識することが大切です。自分の体を守るのは、自分なのですから。