足裏美学コンセプト『美と健康は足裏のバランスから』
人間の体は地球上において、無意識のうちに重力との調和を保つために絶妙なコントロールでバランスが保たれるように設計されているのです。つまり、私たちの体は、重力とのバランスを効率的に保つことを最優先しているのです。その重力とのバランスを最も多くコントロールしているところが、人間の土台となる「足裏」だったのです。
つまり、重力とのバランスが効率的に保たれている人のみに「美」と「健康」が促され、運動能力の発達と共に環境への適応や進化が促されてきたのです。
逆に、重力とのバランスが崩れている人は「慢性痛」や「自律神経失調症」「病気」が起こり、美容面では「下半身太り」「体の歪み」「O脚」「肥満」が発生し、運動能力の低下と共に環境への適応ができず退化や死が促されていたのです。
これが『美を追求していくと健康にたどりつき、健康を追求していくと足裏のバランスにたどりつく』と言われるゆえんなのです。
美しいスタイルも締まった下半身もそして健康体も、正常な足裏の状態により、重力とのバランスが効率的に保たれた結果だったのです。
足裏のバランスを整えて、重力の上に効率的に立ち、そして正しい歩行をする、つまり『足裏から全身のバランスを整えて正しい歩行をする』このことが美しいスタイル、下半身ダイエット、それに健康の秘訣だったのです。
悪い足とは、こんな足
まず、自分の悪い足に気づいていないという事が問題なのです。その理由は
1. 見本となるような正常な足、美しい足と比較する機会がないので比べようがない
2. 自分の足が醜い、悪いという欠点を認めたくないという心理が働く
3. 「たかが足」「足ぐらい」という軽い気持ちで片付ける傾向があるからです
では、悪い足とはどのようなものか大きく分けると次の2つのパターンが代表的なものです。
「外反母趾」は親指が曲っているので分かり易いのですが、もうひとつの「指上げ足(浮指)」は曲っていないので上から見ただけではわかりずらいのです。
また、専門家や現代医学も社会に指摘していないので一般の人へ知識が広まっていない。だから分かりづらいのです。しかし現実には外反母趾と同数、いえそれ以上います。
問題なのは、この外反母趾や指上げ足が原因で悪い歩き方になっていることと、また専門家や現代医学がまだこの重大さに気付かない、そして指摘しない点です。
外反母趾と指上げ足(浮指)の見つけ方
● 外反母趾は図のように親指が小指側に15度以上曲っている場合です。
● 指上げ足(浮指)は図のように足首を台の上に乗せ力を抜いた状態で背屈させ、親指を押した時、足底から見て90度以上に曲ってしまう足です。