リウマチ

リウマチ リウマチは柔整師の施術範囲ではありませんが、接骨院を訪れる患者さんの中には、関節リウマチが関係している場合があります。 当然医師の治療を長年受けている人達です。その経験の中で知りえた知識や情報を柔整師の立場から提供することにより、少しでもお役に立ち参考になればという思いが勝りお話するもので、医師法・薬事法にふれるものではなく、また誤解のないように受け取って下さい。早い時期に医師の治療を受けることが重要なことは言うまでもありません。関節リウマチは足・ひざ・手・ひじなど多くの関節に起こり慢性的な炎症と痛みがあり、次第に軟骨の損傷や破壊と共に関節が変形して固まっていく病気です。国内の患者数は推計50~100万人といわれています。


リウマチは膠原病(こうげんびょう)の1つで、本来体を守るべき免疫機能が誤作動し自分の体を攻撃してしまうという異常状態ですが、これといった決め手になる対処法がないのが現状です。


ひどい外反母趾 ここで考えてもらいたいことがあります。
リウマチは関節内の軟骨が損傷したり、破壊が進行し変形していく病気です。

誰も気づかなかった重要なことがあります。それはリウマチだけで変形するのではなく、重力の負担が加わって変形するということです。ですから「関節リウマチには重力の負担を軽くする固定により、変形を最小限にくい止めておく。」ということが重要なポイントなのです。
変形を最小限にくい止められるということは、予後、つまりその後の日常生活に支障が残らない。
たとえわずか残ったとしても、その程度ならリハビリで十分社会復帰や普通の日常生活を送れるからです。


進行してしまった外反母趾 足の関節リウマチで特に重要なことは、指のつけ根に炎症や腫れが起こった場合です。足は体重が乗るため、この部分の骨の位置や形が崩れやすく、足先がバラバラになったようなひどい変形になってしまいます。

足先のひどい変形は歩行時に足裏の骨が当たりタコができたり、痛みで歩行困難になることが多くあります。このようなことを未然に防ぐためにも、指のつけ根に炎症や腫れが起こったら、テーピングで足裏のバランスを整えて、中足関節を包帯で固定しておくのです。
こうすることで、変形を最小限にくい止めることができ、また早期なら変形させないで済むのです。これは足の関節リウマチの人にとって朗報であり、今後同じような病気で苦しんでいる人に大いに役立つものと考えています。


テーピングの流れ


変形させない固定とは運動可動域を残した固定です。この固定で重力の負担を軽くするのです。「重力の負担を軽くする」このことに気づかなければなりません。

例として足首やひざが腫れた場合、サラシ包帯を用いて足関節やひざに加わる重力の負担度(破壊力)より安静度(治癒力)が上回る固定をしておくと、3週間でよくなってくるのが実感でき、3ヶ月続けると劇的に楽になってきます。
リウマチそのものが治り切るわけではありませんが、固定をすると炎症や腫れが治まり変形も止まるという事実があるのです。

この事実からリウマチには固定が欠かせないものと考えています。固定で炎症が早く治まれば、それだけ変形も少ないということになるのです。このことがとても重要です。

もうひとつの情報として自己免疫疾患の改善です。それは細胞損傷や破壊を引き起こす活性酸素(フリーラジカル)を除去することです。活性酸素は細胞を攻撃(DNAヒット)・破壊するといわれています。この活性酸素を除去する方法として「ビタミン・ミネラル・抗酸化栄養素」をサプリメントから摂取することが重要です。

なぜなら、三度の食事からは十分なビタミン・ミネラル・抗酸化栄養素は取れないということを多くの科学者や専門家が言っており、なおかつ証明しているからです。「ビタミン・ミネラル・抗酸化栄養素」を「サプリメント」で摂取することにより、体の中に解毒・浄化作用を起こさせ、活性酸素の攻撃から体を守り免疫力を強化することができるからです。

注意としてサプリメントには、良いものと悪いものがありますので、サプリメントを選ぶときの基準として次の5項目を参考にして下さい。

(1)信頼できる会社が作っているか?どの分野のどのような科学者がどのような研究機関に関与し、その名前をすべて公開しているかを調べる。
(2)ラベルと中身が一致しているかどうか調べる。多くのサプリメントはこの部分に問題があるのでこれをよく調べる。
(3)あらゆる毒素・微生物・残留農薬・重金属・有害成分が入っていないかを調べる。
(4)薬理効果・安全性が第三者研究機関により臨床データで証明されているかを調べる。
(5)主張している効用と実際の効用が一致しているかどうか調べる。多くのサプリメントで一致していないのでこの部分を慎重に調べる。

以上がサプリメントを選ぶときの基準ですが、どうやって選ぶかということが重要な課題です。
誤解やかんぐりを防ぐためにも推薦するサプリメントの会社や製品名は公表しません。今、多くのサプリメントが氾濫しその販売方法にも問題がありますから注意して下さい。

関節の変形を予防するという観点からいうと「外面からは重力の負担を防ぐ固定」、「内面からは免疫力を強化する栄養のバランス」という考えが必要だという思いからサプリメントの話をしただけです。リウマチのほかにヘバーデンの人にも同じように参考にしていただければ幸いと思う次第です。


様々な症例


まずは専門医へ

ヘバーデン結節やリウマチの進行には個人差があります。特に、「足ヘバーデン」は一般的には知られていません。

まずは整形外科で症状や経過を診てもらいましょう。「足ヘバーデン」やリウマチによるひどい外反母趾を手術する場合の注意点として、痛みがあるときに手術するとかえって障害が多く残ったり再発することがあります。どうしても手術をする場合は痛みが取れてから行うことがベストです。

また、ヘバーデンがある人はリウマチと同じように軟骨がもろくなっているので、整体・カイロで強いアジャストを受けるとかえって損傷を増すなど事故の元になるので注意が必要です。
これは、長年の治療経験から知りえた情報を公開しているものであり、決して医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。くれぐれも誤解のないようにご注意下さい。