【外反母趾・フットケアのカサハラページ】

▼自律神経失調症、その根本原因がわかった ▼自律神経は車に例えると、ギヤの役割をしている ▼これなんだ!「女性の足と首が危ない!!」
▼首を痛めると自律神経失調症状を起こす理由 ▼なぜ、女性に自律神経失調症が多いのか!? ▼足が悪いと首を痛める
▼ではなぜ、悪い足を首が補いやすいのか ▼「自律神経失調症」の言葉は代用表現  

自律神経失調症、その根本原因がわかった

自律神経失調に対する現代医療の問題点

自律神経失調に対する現代医療の問題点 これだけ医学が進歩したにもかかわらず、自律神経失調症状や不定愁訴症状はよくならない、それどころか逆にその数は毎年増え続けています。良くならないのは何か別の原因、その根本原因を突き止められないからなのです。ここに現代医学における重大な落度があるのです。
いくら薬を飲み続けても、また心の問題としてカウンセリングをしても大きな効果はなく、結局症状が変わらないばかりか更に進行してしまう場合が多いのです。

これでは、患者も周りの人も自律神経失調症状は治らないものと思い込んだり、諦めたりしてしまうのは当然だと思います。
私は現在の治療法に疑問を持っています。もうひとつの隠れている本当の原因を知った上で、それぞれの症状に対処していくという当たり前なことが治療の本質から外れ、どれも同じような対処療法、気休め、癒しなど的外れな治療法がもっともらしく行われているところに問題があるのです。
もうひとつの隠れていた本当の原因を追究していくことが必要です。

自律神経失調症になる人は、足裏の異常が共通点

自律神経失調症になる人は、足裏の異常が共通点 私は接骨院を経営しているので、骨・筋肉・筋(すじ)・靭帯などが専門ですが、常に足裏の異常から、その上部に起る様々な痛みや不調を追求していました。ですから、先入観なく自律神経失調症状についても観察することができ、その中で重大な点に気付いたのです。ひざ・腰・首などの慢性痛や肩凝りで来院していた患者さんの中には既に病院で自律神経失調症やうつ・不定愁訴・更年期障害と病名をつけられた人たち、そのほとんどに足裏の異常が共通点となっていることが分かったのです。

つまり、自律神経失調症になる人とならない人との差は足にあったのです。その後、3000人以上の足の異常と自律神経失調症状との関係を追及し、また裸足で生活している国の人たちとの比較調査も行いました。同じ国での追跡調査も行い、年2回の割合で6カ国を5年かけて回ることができました。1回の調査期間は10日前後ですが、この間、接骨院を従業員に任さなければならないという苦しみも十分味わいました。

足裏が安定している人は自律神経失調症にはならない

足裏が安定している人は自律神経失調症にはならない 人間の土台である足裏が安定し、しっかり踏ん張って裸足で歩く国の人たちは、首が安定しています。重い荷物を頭の上に乗せ、両手を離しても落ちないのです。

しかも、先祖の墓へ供物を供えるため、そのままの状態で20分位は歩くのです。結果として、裸足で歩く国の人たちは足裏が安定しているので、首も安定しているのです。首を痛めないから自律神経失調症状を起こす人が極端に少ないことも分かったのです。それに伴って、うつ病や自殺者も極端に少ないのです。これらの統計的見地から自律神経失調症状の根本原因も発見したのです。
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自律神経は車に例えると、ギヤの役割をしている

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」とに分かれ、それぞれ逆の働きをしています。この2つの神経は身体を安全にしかも効率的に導く為に、その時、その瞬間の状況の変化に対応して自分の意思とは関係なく本能的に働いている神経です。交感神経は活動時に優位に働き、副交感神経は安静にしているときに働き、それぞれの伝達ホルモン物質を瞬時に調整しているのです。健康な状態にある時は、この2つの神経はバランスよく保たれています。
頚椎と頭蓋骨の接続部には自律神経が集中していて、圧迫された自律神経は伝達不良に陥ったり、また交感神経や副交感神経の伝達ホルモン物質がどちらかに偏りが起こり、人によってそれぞれ異なった症状を起こしているのです。

足裏の異常が首の骨を変形させる

車に例えると、健康な状態とはギヤがニュートラル(中立)またはドライブの位置にあり、常に次の動作や危険に備えているのです。これを人間に当てはめると、神経の伝達不良によりエンジンが停止したり、またこのギヤが壊れニュートラル(中立)またはドライブの位置を保てず、ギヤがトップの前進(機能亢進)、またはバックの(機能低下)そのどちらかに片寄ってしまった状態なのです。その為、その先にある器官や臓器も同様に機能亢進したり、逆に機能低下した症状が起こってしまうのです。これが自律神経失調症の特徴であり、多くの場合、この自律神経失調症状を伴いながら本格的な病気へと進んでいるのです。大部分の器官や臓器は、交感神経と副交感神経の二重支配を受けています。だから、自律神経失調症状を追求していくと、同じ部位の病気であっても機能亢進や機能低下の片寄った、あるいは両極端の症状が見られるのはこのためなのです。(うつとそう、高血圧と低血圧、便秘と下痢、過食症と拒食症など)
また、逆に内臓の病気や重病の人をよく観察してみると、自律神経失調を伴っている場合が多くあるのです。病気の始まりは、この自律神経の働きが狂ってしまうところに根本原因があったのです。
このように、「足と首と自律神経失調症状との関係」を極端な考え、飛躍的な考えと思いがちでありますが、ただこれらの研究や統計的裏付けを取った人がいないため、報告されていないのです。それによって、一般の人の認識が不足しているだけなのです。
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これなんだ!「女性の足と首が危ない!!」

これなんだ!「女性の足と首が危ない!!」 慢性痛や自律神経失調症を治す最大のヒントは、自然界の法則に従うことです。
絶対的重力の支配下にある地球、人間もこの自然界の法則に合うように造られ、それによって生かされている以上、重力とのバランス(調和)を図り、自然治癒力を発揮させる医療であり、そして健康法、予防法でなければならないのです。
なぜなら、「人間の体は重力とのバランスを効率的に保つことを最優先しているからです。そして、その重力とのバランスを最も多くコントロールしているところが、足裏の機能だったのです。」

人間は、日々の生活の中で無意識に足裏の機能をもって重力と戦い、同時に絶妙なコントロールでバランスを保とうとしています。そして、重力とのバランスが保たれたところに『美』と『健康』が生まれ、知能や運動能力が発達し、これに伴って文明や進化が促されてきたのです。これが、「美を追求していくと健康にたどりつき、健康を追求していくと足裏のバランスにたどりつく」といわれるゆえんなのです。
また逆に、重力とのバランスが崩れたところに、美を損なったり原因のはっきりしない慢性痛や自律神経失調症状・病気が発生し、更には退化や人類の滅亡が促されてしまうのです。

体力があるから人に勝てる    体力がないからいつも弱気

今、成人女性の80%に何らかの足裏の異常がみられますが、問題なのは自分の足裏の異常に気付いていない人が多いということです。その結果、医師や治療家も含め、「足裏の異常から健康を追求する」という考え方に到達しないのです。

それによって、原因のはっきりしない慢性痛や自律神経失調症状、それに関連する病気が激増し、そしてこれらの治癒率も30年前より低下しているのです。つまり、30年前より治りが悪くなっている、これが問題なのです。

不安定な足裏

人間は、2本足で歩くようになった時から、足裏が重力とのバランスを最も多くコントロールするようになり、一時も休むことなく重力と戦っているのです。

その結果、人間の体は既にどこをとっても足裏(土台)を中心にすべて重力とのバランスを効率的に保てるよう精妙な構造で造られていて、それは近代兵器も太刀打ちできないほどです。まずはこの事に目覚めることです。
足裏が重力とのバランス 従って、人間の土台である足裏から、ひざ・腰・首などの慢性的な痛みや自律神経失調症状・病気の原因を力学的に診断したり、バランスを整える治療をしていくことが医学の中心にこなければならない、「これなんだ!」と叫び続けているのです。

一般的に、家やビルが傾いたら土台からみていくという考えが、自然に起ります。また積木に例えると、積木を高く積み上げるには最初の1段目である土台のバランスから正していくという考えがあります。
逆に、積木の1段目が傾いていると、その最上部は崩れないように常に反対側に歪むという力学の法則があります。これを人間に当てはめてみると、足裏に異常(不安定)があるあとそれに比例して上部も歪み、その中でも特に最上部にあたる首が大きく歪み、ダメージを受けることになるのです。これが、「足」と「首」と「慢性痛・頭痛・肩凝り・めまいなど自律神経失調症状」との関係だったのです。

足裏から全身のバランスを整えることが、美と健康の根本理論です。

このことからも分かるように人間も、土台となる足裏から上部の歪みを診断したり、また整えて治療していくという考え方が臨床治療の中心にこなければならないし、またこれが自然なのです。

しかし、現代医学にはこの重要な部分を見落としているのです。このため、原因のはっきりしない痛みに対して、「使い過ぎ」「歳のせい」「老化」といい、自律神経失調症状には時おり「心の問題」などといってごまかし、隠れている本当の原因を読み取れない落ち度を患者さんに責任転嫁してきたのです。ここに、臨床医学のごまかしと遅れの理由があったのです。
足裏が重力とのバランス 負傷の瞬間を特定できない慢性痛や自律神経失調症などこれら全ての症状には、重力とのアンバランスの中に原因が隠れており、それに伴う足裏の異常を80〜90%の割合で見つけることができ、そしてそれは統計を根拠とした数値で立証や再現もできるのです。
確かに薬は病原菌に対しては100%近い効果がありました。これによって薬万能といった先入観にとらわれ、慢性痛や自律神経失調症にも効果があると錯覚してはならないのです。病原菌によるものと、過剰な重力の負担によるものとは原因が全く違うからです。薬で治そうとする考えは誤りなのです。
私が発見した第3の医学「過労性構造体医学」とは、「重力との調和」、この自然界の法則を人間に当てはめた根本理論であり、哲学に裏付けられた全く新しい理論なのです。
本書の重要性は、今までに見落とされていた足裏の異常(不安定)から、慢性的な痛みやその足裏の異常が、首の骨を変形させることによって起る自律神経失調症状、更には病気までも自然界の法則に照し合せ力学的に解明し、そして自然治癒力を効率的に発揮させる治療法を提案しているところにあるのです。
今までにない考え方なので、読み終わる頃には多くの方が驚きと共に、今までの常識がくつがえされると思います。そして、健康の秘密や隠れていた本当の原因を一度知ってしまったら、たとえ素人のあなたであっても、自分のことはもとより「人として人を治したい」「人として人に知らせたい」という押さえきれない魂の叫びや勇気が突き上げてきたり、またそのような方向へ自然と心が向うものだということに気付くはずです。
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首を痛めると自律神経失調症状を起こす理由

頚椎と頭蓋骨との関節に変形や歪みが起こると自立神経を圧迫しやすい。 自律神経失調症と診断された人たちを調査すると、そのほとんどが足裏の異常と共に、首の凝りやだるさ、痛みを訴えています。これは、首を痛めている証拠の1つになります。前頁で説明したように、頭蓋骨と頚椎との接続部を圧迫し続けると、脊柱管に変形や微細な疲労骨折などの破壊が起こってしまいます。

変形や破壊により、第一頚椎周辺から液状のカルシウムが流れ出し、X線やMRIなどの画像診断では見つけられない軟骨の肥厚やとげ状の骨が出てきます。石灰化が進むと『後縦靭帯骨化症』と呼ばれる状態にもなります。これらの首の異常は、頭蓋骨と頚椎との接続部にある神経根を圧迫してしまいます。圧迫された神経は伝達不良となり、結果的として自律神経失調症状が起こってくるのです。
また、ひび割れや微細な疲労骨折が進むと、脊柱管の中から脳室やクモ膜化腔を満たしている脳脊髄液が流れ出し、脳脊髄液の絶対量が減少するため自律神経失調症状、特に重症なムチ打ち症状を起こしてしまいます。医学的には、これを「脳脊髄液低下症候群」と呼んでいます。次が重要なことです。第一頚椎周辺から液状のカルシウムが流れ出したり、脊柱管から脳脊髄液が漏れ出す最大の原因は、「歩行時における過剰な衝撃波とねじれ波が歪んだ頚椎に繰り返されたことなのです。」医学現場では「微細な外傷」でも起こるとされていますが、ではなぜ、「微細な外傷」でこれほど重度な症状が起こってしまうのか!?答えは、悪い足による悪い歩き方は既に90%の変形や疲労骨折が蓄積しているため、残りの10%が「微細な外傷」となる軽い尻もちやスポーツ、ジョギング、日常の片寄った生活環境条件だったのです。ですから、思春期の子どもにも同じように起こっていることを知らなければならないのです。

調査結果として、自律神経失調症状は老若男女に発生しますが、前ページで説明したように外反母趾や指上げ足、扁平足、ハイアーチなどの足裏の異常、つまり不安定がある女性に多く発症してしまいます。そして逆に、病院で自律神経失調症と診断された患者の95%にこのような足裏の異常を見つけることができるのです。最近では、これら足の悪い男性にも自律神経失調症状や更年期障害、不定愁訴症状が起こっています。原因を知ることは予防にもつながるのです。

不安定な足裏

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なぜ、女性に自律神経失調症が多いのか!?

なぜ、女性に自律神経失調症が多いのか!? 自律神経失調症状を訴える人は20から50歳位までの女性に多いとされていますが、実は中学生や高校生にも多く見られます。

ただ、中学生や高校生の場合は同じような症状であっても、先入観から子どもには自律神経失調症と診断しない場合が多いのです。本当は大人も子どもも一緒なのですが、理解されておりません。

では、なぜ女性に自律神経失調症が多いのか、今までその理由をはっきりと説明できた人はいなかったと思います。その答えは、「重力に対する筋力の男女差」にあったのです。つまり、男性も女性も同じ割合で重力の影響を受けているわけですが、女性の方が筋力をわずかに弱く造られているため、重力の影響や負担を多く受けて、負けてしまったことに原因があるのです。
人間の体は、重力に対し常にバランスを効率的に保つことを第一優先している力学的構造体なのです。そして、その重力とのバランスを最も多くコントロールしているところが足裏であり、足底筋群の力が関係しているのです。筋力が弱い女性の方が重力の負担に負け、外反母趾や指上げ足、扁平足などにもなりやすいのです。足裏が不安定になると、その不安定を首が補うため、頭蓋骨と頚椎の接続部に変形や微細な疲労骨折などの異常が起こり、自律神経を圧迫し、それぞれの症状が起こっているのです。

一般的には、心の不安、緊張感、恐怖心、心身の疲労が続くと、その情報は能から視床下部へ伝えられ、それに対応しきれず自律神経が失調してくるとされていますが、それより大きな原因になっているのが、足裏の不安定と首の異常なのです。今まで、この問題に気付いていなかったのです。
本書では、この足と首からくる自律神経失調症を取り上げていますが、首に異常があると一般的に言われている不安、緊張感、恐怖、心身の疲労など心の問題も加算されてしまい、より重症な症状が現れてしまうのです。
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足が悪いと首を痛める

足が悪いとなぜ、首を痛めてしまうのか、その3つのメカニズムを新しい第3の医学「過労性構造体医学」で説明しましょう。

不安定な足裏

足裏から全身のバランスを整えることが、美と健康の根本理論です。

1:積み木の1段目が不安定になっていると、必ずその最上部の積み木は反対側にずらし崩れないようにします。人間もこれと同じように、足裏に外反母趾、指上げ足(浮き指)、扁平足などの異常があると足指が地面に接地しなくなり、踏ん張れず足裏が不安定(悪い足)になってしまい、脊椎の最上部にある頚椎の1番目が傾いてしまいます。首は、土台の不安定を補い易いという特徴があるのです。この傾きは、無意識の内に行われているので気がつきません。更に、人間は積み木と違い「歩く」という動作が加わります。

2:歩くとき足裏が不安定な状態にあると、免震機能(地震の縦揺れと横揺れを防ぐ働き)が低下し歩く度に「過剰な衝撃波(地震の縦揺れ)とねじれ波(地震の横揺れ)」という地震の原理と同じような過労性(ダメージ)の蓄積による破壊のエネルギーが発生してしまい、傾いた脊椎の最上部、特に頚椎の1番目(頭蓋骨と頚椎の接続部)に繰り返し伝えてしまうのです。この1回の破壊のエネルギーはたとえ弱いものであっても1年、2年と繰り返されると過労性が増し、地震の巨大な破壊のエネルギーと同じようなダメージとなって、頭蓋骨と頚椎の接続部を圧迫し続け、次第に変形や微細な疲労骨折などの破壊を引き起こしてしまうのです。

3:更に、不安定な足裏は、竹馬に乗って歩いているようなもので、日常生活やスポーツなどの環境条件の中で気付かないうちにこれを大きく反復してしまうのです。

足が悪いと、頚椎の一番を痛めてしまう、その理由をまとめてみると次の3つの破壊のエネルギーが発生してしまうのです。
積み木の1段目の原理
1:積み木の1段目の原理で説明したように、足裏に不安定があると脊椎の最上部にあたる頚椎一番目(頭蓋骨と頚椎との接続部)が、足裏の不安定を補おうとして「構造学的歪み」が起こります。
地震の縦揺れと横揺れの原理
2:地震の縦揺れと横揺れの原理で説明したように、足裏に不安定があると歩行時に必ず、「過剰な衝撃波とねじれ波」が発生し、歪んだ頚椎に介達外力として伝え、変形や微細な疲労骨折などの「過労学的損傷」を起こしてしまいます。
竹馬の原理
3:竹馬の原理で説明したように、足裏に不安定があると「歪み」と「過剰な衝撃波とねじれ波」に日常の生活やスポーツなどの「環境学的条件」が加わり、反復されてしまいます。特に、2の過剰な衝撃波とねじれ波という破壊力を反復性の介達外力となって頚椎に伝えてしまうのです。これが、「足が悪いと首を痛める」というメカニズムだったのです。
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ではなぜ、悪い足を首が補いやすいのか

ではなぜ、悪い足を首が補いやすいのか 外反母趾や指上げ足、扁平足などにより足裏が不安定になる人は、女性の3人に2人の割合で見られます。

それらの人は本能的に、足裏の不安定(悪い足)を補おうとして体にゆがみも起こってしまいます。その中でも、脊椎の最上部にある首に歪みが多く起こっているのです。 ではなぜ、足裏の不安定を首が補いやすいのかは、次の通りです。
1:頚椎は脊椎の最上部にあって、重力とのバランスを効率的にコントロールしやすいからです。
2:首は頭を乗せ、360度回転できる関節であるため、首を傾けることで重力とのバランスをコントロールしやすいからです。
3:目からの情報による対応で、バランスをコントロールしやすいからなのです。
これが今まで「足が悪いと首の凝りや頭痛、肩凝り、めまいと一致する」と言われてきた本当の理由だったのです。このようなことは、長年の経験に基づいて言われ続けてきましたが、はっきりとはわからなかったのです。
これからは、「悪い足と、首と自律神経との関係」もはっきりと分からなければならない時代に入ったのです。なぜなら、それだけ悪い足の人が増え、それに比例して自律神経失調症状で悩んでいる人が多いからなのです。更に問題なのが、本当の理由が分からないため、薬漬けになっている人が多いということであり、薬よりも効果的な治療法を受けられないでいるからです。その為、この部分の医学が遅れているのです。人間の体は「重力の絶対的支配下」の中で、一時も休むことなく重力と戦い、同時に絶妙なコントロールでバランスを保とうとしているのです。それは、近代兵器も太刀打ちできないくらい、精巧な構造で造られているのです。それは、人間が2本足で立つようになったそのときから始まっているのです。

足裏は人間の土台、基礎に匹敵するところです。その足裏は体表面積の1%しかありません。この小さなところにわずかな異常があっても、その影響は他の場所、特に首へ伝わりやすく、時間経過と共に大きな破壊力となることは当然のことなのです。逆に言えば、足裏のバランスを見ずして自律神経失調症状の本当の原因、そのメカニズムを解明することなどできないのです。

人間の体をはじめ、地球上の構造物は全て重力とのバランスを保つことで形をとどめているこの事実に目覚めることです。ですから、自律神経をはじめ、私たちの根本的な健康法や予防法とは、重力とのバランス(調和)であり、その重力とのバランス(調和)を最も多くコントロールしている足裏から、つまり土台からバランスを整えていくという考え方を持たなければならないのです。
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「自律神経失調症」の言葉は代用表現

自律神経失調症という病名は一般的に使われていますが、正式な診断名ではないのです。代用表現つまりバスケットネームとしてあいまいな表現になっているのです。
自律神経失調症状には様々な症状があり、医学的な検査をしても症状とその原因を証明するような結果は出てきません。また、同じように「不定愁訴」においても症状は様々であり、はっきりと定義付けて答えることはできません。自律神経と同じような代用表現に過ぎないのです。
厚生労働省の見解では、「自律神経失調症状」や「不定愁訴症候群」をWHOの病気の分類に従って、精神疾患の一つ「身体表現性障害」と定義する方向にあります。自律神経失調症と不定愁訴をはっきりと鑑別するのは難しいのですが、自律神経失調症状を起こす原因として国際的には自律神経になんらかの異常があり、それによって2次的に起こるとしています。また、不定愁訴の背景には確かにストレスや不安、悩みなどの精神的な問題もありますが、これも自律神経になんらかの異常が起こっているのです。私はこの両方の根本的原因を追求する中で、重要な点を見落されていると考えています。

この「なんらかの異常」とは、外反母趾や指上げ足などで足裏が不安定になってしまい、歩行時に「過剰な衝撃波やねじれ波」という破壊のエネルギーが、頚椎と頭蓋骨の接続部に繰り返され、次第に変形や微細な疲労骨折によって自律神経が傷つくのです。その為、2次的に自律神経失調症状や不定愁訴症候群が起こっていると考えているのです。
その根拠は、過去30年間の施術の中で、既に病院で自律神経失調症、不定愁訴と診断された患者さんの足を調べたところ、その95%に進行した外反母趾や指上げ足、扁平足などの異常と共に足裏の不安定があったのです。首のだるさや凝りを訴え、それと同時に3種類以上の自律神経失調や不定愁訴の症状を訴えていたからなのです。

このように頚椎と頭蓋骨の接続部には自律神経が集中しているので、骨組織の変形や微細な疲労骨折で傷つきやすいのです。そして、それはX線やMRIなどの画像診断でも見つけられないのです。
本書では、医学的に定義付けされていない様々な症状を自律神経失調症状として説明していきますが、足裏の不安定から統計的に観察し、それを忠実に説明したものです。
この問題は、医学的に解明されていないところが多いので、患者さんの様々な症状に対し適切な治療の機会を逃すことがあってはならないとも考えております。