【外反母趾・フットケアのカサハラページ】

▼顎関節症は足から治す ▼顎関節症の人は他の不調や病気を併発 ▼顎関節症の解剖学的メカニズム

顎関節症は足から治す

顎関節症とは、@あごが痛む A口が開けづらい B咬むと音がするなどです。
顎関節症が女性に多いその第1の理由は、人間の土台となる足裏の異常(不安定)に比例しています。足裏の異常(不安定)とは、女性に多い外反母趾、指上げ足(浮指)などです。この足裏の異常は左右の足で歪み方が異なるため、左右異なる歩き方になり、重力の負担により頚椎1番と顎(あご)に変形と摩耗による歪みが起こってしまったということです。第2の理由は、女性の体はお産を安全にするため、関節はもともと浅く造られ、また筋肉も弱く造られているのです。

顎関節症が女性に多いのは、外反母趾が女性に多い理由と同じで重力の負担を多く受けてしまうためなのです。
顎関節症は足から治す顎関節症は足から治す

顎関節症を起こす力学的メカニズム

外反母趾、指上げ足(浮指)など足裏の異常(不安定)は、人間の土台となる足裏を著しく不安定にしてしまいます。その不安定を補おうとして、片方の顎を強く咬んだり、また顎をズラしたりしてバランスを保とうとする防御反応の結果なのです。なぜなら、人間は重力とのバランスを効率的に保つことを最優先し、その重力とのバランスを最も多くコントロールしているところが足裏の機能だからなのです。
その力学的メカニズムをテコの原理で説明すると、足裏の異常(不安定)が「力点」となり、頚椎1番が「支点」、顎関節が「作用点」となり顎(あご)がズレて顎関節症が起こるのです。この時、頚椎1番や顎関節にある関節円板に変形・摩耗が起こってしまうのです。

よく言われている、「無意識のうちに「歯をくいしばる(歯ぎしり)」などは足裏の不安定を補う癖や本能が夜間にも起こってしまう、ということなのです。このほか、「悪い歯並び」、「顎の発達不足」など先天的要因が10%、ケガや事故など後天的要因が10%、それに普段の生活環境が原因となる環境学的要因が10%関係し、これを全体的にみると、足が関係する顎関節症は70%、その他の原因が30%となるわけですが、その他30%の内訳となる先天的要因10%、後天的要因10%、環境学的要因10%が同時に起こることはないので、顎関節症の80%以上は足裏の異常(不安定)が関係しているといっても過言ではないのです。
顎関節症を起こす力学的メカニズム       顎関節症を起こす力学的メカニズム

顎関節症のセカンド療法

ですから、治し方も足裏から全身のバランスを整える「フットケア整体」のセカンド療法が治療の主役にこなければならないのです。

歯や口腔など上からの治療法、テンプレート(マウスピース)、咬み合わせの調整は対処療法的な面が多くなり、一時的に症状が消えても首への負担や疲労が加わると再発しやすいという特徴が残ってしまうのです。その効果は30%位とみられ、残りの70%は足からの治療が必要です。根本療法は、上「口」からと下「足」からとなる両方からの治療となります。特に、全身を整体した後に足裏のバランスを整えるテーピング法やテーピングの原理が編み込んである「テーピング靴下」の着用が効果的なのです。

顎関節症のセカンド療法  顎関節症のセカンド療法  顎関節症のセカンド療法

─『フットケア整体』 治療の3原則─

1.足裏から首と顎のバランスを整えて自然治癒力を発揮させる。
2.足裏から全身の血行を改善し自然治癒力を発揮させる。
3.生活環境条件の回復を図り自然治癒力を発揮させる。

以上3つのことを施術のなかに瞬時に取り入れていくことが必要であり、結果的に治癒までの最短距離となるのです。 歯科医師の治療の中にこのフットケア整体を取り入れていくことが今後の課題となります。歯科医院で顎関節症と診断され経過が思わしくない人は、セカンド療法として「フットケア整体」を試されることが賢明と考えるしだいです。
詳しくは当ホームページ「フットケア整体のご案内」ページを参考にして下さい。
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顎関節症の人は他の不調や病気を併発

顎関節症になった人の多くは、「足裏が力点」となり、「頚椎1番が支点」となり変形や摩耗を起こし、「作用点となる顎」に歪み(ズレ)が起こり顎関節症となるわけですが、この時すでに頚椎にも変形・摩耗・つぶれなどの異常があるので、頭痛・肩コリ・めまい・不整脈・うつなど自律神経失調症からくる不調や病気を併発している人が多いのです。

外反母趾や指上げ足、扁平足などの不安定な足裏は、かかとを多く着き過ぎる為、歩く度にドシンドシンという突き上げが首にまで繰り返されてしまいます。

顎関節症の人は他の不調や病気を併発       顎関節症の人は他の不調や病気を併発


統計からみた顎関節症

日本顎咬合学会の調査報告によると、2002年10月〜12月に全国183の歯科医院で6歳以上の患者約17,000人の調査が行われました。 その結果、顎関節症と診断された割合は、14.3%であり、その男女比は

男性 9.9%
女性17.3%で女性に多いことが裏づけられています。

顎関節症と診断された患者の20〜50才までが全体の8割を占め、最も多かったのは30才後半だったと報告されています。30才後半は足裏の不安定が体に悪影響を及ぼし始める時期であり、筋力も衰えて重力の負担に伴う疲労が多くなる時期と一致してくるのです。

当院の調査

腰痛や顎の痛み、また首の不調に伴う肩コリなどで来院してくる患者さんの中で、すでに歯科医院で顎関節症と診断された患者さんの足を調べると、その80%以上に外反母趾・指上げ足(浮指)があり、それに伴う悪い歩き方があります。そして、日々の悪い歩き方からくるO脚やXO脚、足首のゆるみ、ひざのねじれなどが認められました。
このことから、顎関節症の80%は人間の土台となる足裏の異常が関係していると推測できるのです。
何回も繰り返しますが顎関節症の治療には、人間の土台となる足裏のバランスから首と顎のバランスを整えていくことが必要なのです。しかし、足裏から顎関節症の原因を追求し、そして治療法を研究している所は極めて少ないのが現状なのです。
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顎関節症の解剖学的メカニズム

足裏の異常(不安定)が「力点」、頚椎1番が「支点」、顎関節が「作用点」となって顎関節症が起こりますが、この時足裏の異常(不安定)が力点となり、重力の負担を支点となる「頚椎1番」や作用点となる「顎関節」が多く受けてしまうのです。

支点となる頚椎1番に変形や摩耗が起こった場合は自律神経失調症が伴います。
顎関節の関節円板に変形や摩耗が起こった場合は顎関節の問題だけで終わりますが、頚椎1番と顎関節内の関節円板との両方に変形や摩耗が起こった場合は、両方の症状が起こってきます。
顎関節はA図のように下顎窩と下顎頭の間にある「関節円板」と呼ばれるクッションの作用をする軟骨組織とこれを包む関節包や外側靱帯でつながっています。
大きく口を開ける時はB図のように下顎頭が前下方に移動し、これに伴って関節円板も一緒に動きます。この時、関節円板や頚椎1番に変形や摩耗があると顎や肩・首すじの筋肉が緊張した状態となります。これが顎関節症の根本原因になっていたのです。

顎関節症の解剖学的メカニズム







A図

上記の図の○部分の頭蓋と頚椎の接続部のアンバランスは足の不安定から発生し、歯が片寄って減ったり、噛み合わせも「前後」「左右」「上下」に狂ってしまい、頚椎のズレた位置により首の筋肉の緊張が発生し頭痛・肩こり・めまい・耳鳴り・顔面の左右差・自律神経失調症・身体の不調が起こる。この時足からの「過剰な衝撃」または「必要以上のねじれ」が加わると症状は更に悪化する。
顎関節症の解剖学的メカニズム 顎関節症の解剖学的メカニズム

顎関節症の解剖学的メカニズム







B図

顎関節症の解剖学的メカニズム 顎関節症の解剖学的メカニズム

自然界の法則
1次元 点線とイコール
2次元 縦に対する
3次元 縦と横に対する高さ
4次元 縦と横と高さに対する時間
5次元 縦と横と高さと時間に対する環境

自然界5次元の構造の法則
1次元構造縦×
2次元構造横×
3次元構造高さ×
4次元構造時間×
5次元構造環境×
縦×横×高さ×時間×環境
重力とバランス

8通りのアンバランス=1(前)、2(後ろ)、3(左)、4(右)、5(上下)、6(衝撃)、7(ねじれ)、8(環境)


原因がはっきりしている10方向の診断
生まれつき遺伝的要因 先天的アンバランス 遺伝医学
自然界5次元構造の法則 縦× 1 前のアンバランス 構造医学
2後のアンバランス
横×3左のアンバランス
4右のアンバランス
高さ×5上下のアンバランス
時間×6衝撃のアンバランス過労医学
7ねじれのアンバランス
環境×8患部環境のアンバランス環境医学
事故・けが・病的要因 後天的アンバランス 臨床医学
8,10方向の診断