脚(あし)が太くなる原因
外反母趾や足の不安定要素が原因で、すねやふくらはぎ、あるいはももが太くなる現象が多く見られます。
なぜ外反母趾や足の異常でこの様なことが起こるのでしょうか。
ヒールやパンプスあるいは大きめの靴を履き続けるている方は、靴が脱げないようにと足の指を上げて歩く癖が知らないうちについてしまいます(指の背にタコができている人は要注意)。この指上げ歩きがひどくなると、すねやふくらはぎに余分な負担をかけることになり、この部分の筋肉がより発達して筋肉は疲労回復しようと脂肪を蓄え、筋肉の発達と脂肪の蓄積を繰り返すため次第に脚が太くなってくるのです。ためしに靴の中で足指を上に上げてみてください。すねやふくらはぎに力が入るのがわかると思います。また、ゆるい靴を脱げないように踏ん張って歩いてみてください。脚全体が疲れるのがわかると思います。この原理が分かれば改善する方法も自然と理解できるはずです。


あしやせのポイント
ポイント1:指上げ歩きによる脚の疲労を改善する
すねやふくらはぎは、常に余分な負担が加わっているため筋肉が凝り固まっています。そのため筋肉がうっ血し、むくみや腫れも発生することがあります。また、足裏も固くなり足先が冷たくなってしまいます。これらの症状を改善しなければあしやせにつながりません。筋肉が疲労を起こし、うっ血している状態では、筋肉内に疲労物質(乳酸などの酸化要素)がたまり、痛みの原因ともなります。また、筋肉の痙攣(あしがつるなど)も起こりやすくなり、血行不良と筋肉疲労を原因とした筋肉の脆弱化(疲労性筋萎縮)にいたることもあります。この様な状況に陥ると、脚の耐久力を高めるために脂肪を蓄積していくのです。ここまで示せばわかると思いますが、あしやせのポイントのひとつとして、疲労の回復と血行の促進が計り知れない効果を上げるのです。
疲労の回復と血行の促進には、脚部のストレッチによる筋肉の凝り固まりの改善と足裏マッサージが有効になります。
開脚運動による効果

座位で両足を開脚し、内股やふくらはぎをストレッチする。また同時に、右図のように開脚したまま胸をつけるぐらい前屈をすることで、股関節の靱帯の柔軟性を高め、骨盤や仙腸関節を矯正する効果があり、全身の姿勢・バランスを整えます。 この様な開脚運動によるストレッチ効果は、脚部の疲労回復や筋肉の凝り固まりをほぐすだけではなく、上体を伸ばすことにより姿勢を整え腰、背中、首の緊張を和らげる効果も期待できます。また、脚部の筋肉の凝りをほぐすことにより、うっ血を改善し脚部の蓄積された老廃物を排除する効果も促進されます。
足裏マッサージによる効果


足裏マッサージは、指上げ歩きによる足裏の疲労を改善するだけではなく、足裏に分布する自律神経を刺激し、ストレスや緊張を和らげる効果と、脚部全体のうっ血の改善を促進する効果があります。ストレスや緊張は、体内の酸化(活性酸素の増加)をもたらし、免疫機能を低下させ、健康を害する原因ともなります。また、ストレスに対する抵抗力を保とうとして、いわゆるストレス太りなどもおこすことがあります。マッサージには、独特のリラクゼーション効果があり、全身の健康や美容効果を促進します。
指上げ歩きの改善
指上げ歩きによる疲労やうっ血を改善するだけでは、根本的な改善につながりません。あしが太くなる根源である指上げ歩きも改善しましょう。極端に足指が抑えられてしまう窮屈なくつや逆に脱げやすいゆるい靴あるいはパンプスなどは避けてぴったりフィットした靴をできるだけ履くようにしてください。クッションの良い紐靴などは理想的です。また、グーパーリハビリにより足指をしっかり曲げてください。歩いているときや立っているときは、足指から足裏全体をバランスよく使うことが大切です。サポーターや専用靴下などを使用して足のバランスを整え歩行を矯正するのも良いでしょう。


足指関節の柔軟性の矯正(グーパーリハビリ)



サポーターなどにより足のバランスを整える
ポイント2:サプリメントの活用
脂肪を燃焼し、代謝を向上するといわれるカプサイシン(とうがらしの辛味の元)や、抗酸化作用の効果を持つビタミンCやビタミンEの摂取も効果的です。
※カプサイシン:トウガラシの香味の元で、脂肪を燃焼し、エネルギー代謝を活発化する効果があります。またさらに末梢神経を刺激して血管拡張作用を発揮し、筋肉の疲労や老廃物の排泄に2次的に作用すると考えられます。









