外反母趾については、様々な情報や治療法が広まっていますが、内反小指については、比較的まだ少ないように思えます。病院や治療院などにいっても納得できる処置をしてもらえないという体験をした方も多いのでは・・・。この際だから自分で勉強して自分でケアしてみましょう。

内反小指
内反小指は、靭帯性外反母趾や混合性外反母趾などの外反母趾に伴って発生する場合がほとんどで、おそらく内反小指の8割~9割は外反母趾の合併症的存在と言えるでしょう。しかし、一部の内反小指は、単独で発症し、小指の付け根に痛みを生じるものもあります。
症状としては、足指の第4指(薬指)と第5指(小指)の間の中足靭帯がゆるみ、第5指の付け根の関節部分が外側に出っ張り、第5指は身体の中心線に向かって内反する。
痛みは、第4指と第5指の付け根の間、第5指の付け根、第5指の付け根の外側のでっぱった部分、第5指の真ん中の関節付近にできるタコ、第4指と第5指の重なっている部分などに見られます。
原因としては、左図のように先の細い靴を履く習慣がある場合、あるいは歩行時に小指の付け根側に重心を乗せるくせがある場合が考えられます。

内反小指の改善ポイント
内反小指には、第5中足骨骨頭が出っ張る仮骨性内反小指と、第4指と第5指間の中足靭帯がゆるむ靭帯性内反小指、および両者の混合型がある。また、第5中足骨の骨幹部から骨頭にかけて外側へ反るタイプもあります。以下に最も頻度の高い靭帯性内反小指と混合性内反小指の改善ポイントを紹介します。
小指の付け根の外側の腫れや薬指と小指の付け根の間に起こる痛みに対して最も有効なのは、伸びた中足の靭帯を締めることです。 中足関節を締めるタイプのサポーターを使用することで、内反小指の矯正効果を高めることができます。例えば外反母趾内反小指シルクサポーター、外反母趾内反小指天然ゴムサポーター、外反母趾内反小指Wサポーター、外反母趾天然ゴムサポーターなどです。また、グーパー 運動を行うことで、さらに内反小指の改善を促進します。 靴や靴下も指先が窮屈になるタイプのものは、使用を中断してください。
尚、外反母趾との合併による内反小指(実際にほとんどの場合外反母趾との合併である)は、外反母趾の改善法を参照してください。(外反母趾の改善法を行うことで内反小指も同時に改善される場合が多い。)

足指を付け根からしっかり広げるリハビリと足指をしっかり開いて踏ん張る力をつけるグーパー運動および内反小指の矯正効果を向上するサポーターの一例



サプリメントの活用
関節を形成する靭帯、軟骨や関節運動にかかわる腱などの組織は、その構成成分の重要な要素にグルコサミンが存在します。グルコサミンはアミノ糖といわれる糖タンパクの一種で主に結合組織の細胞間質に存在します。不足すると関節や腱・腱鞘などは非常に弱くなり関節の変形や炎症を引き起こす一因となります。
また、体内でグルコサミンを硫酸化し、コンドロイチン(軟骨を形成する主成分)を生成するためにビタミンCが使われます。ストレスや運動あるいは仕事や日常の作業で1日に相当量が消費されるビタミンCは不足すると関節や肌の形成やみずみずしさなど様々な部分に影響をあたえます。
外反母趾の予防や改善にこれらの成分が含まれるサプリメントを摂取することがとても有用であることがわかると思います。しっかりしたグーパーリハビリを行うことで、摂取したグルコサミンが有効に吸収・活用されるように活性化されるのです。サポーターなどの矯正とグーパー運動などによる物理的効果に加えて、サプリメントによる科学的効果を取り入れればその成果も向上します。









