
これは足と首の異常が隠れた本当の原因になっているため、私はこれを『足頚性(そっけいせい)うつ』と名付けているのです。
今、これらのうつ状態(気分症状)と痛みや不調(身体症状)をあわせ持った患者さんたちが心療内科をにぎわしているのです。その証拠として、心療内科でうつと診断され、その後ひざ・腰・首の慢性痛や身体の不調などで当院を訪れた患者さんの足を調べると、その90%以上に外反母趾や指上げ足(浮き指)があり、その足裏の異常に伴って首にも異常を訴えています。更にその首の異常に伴って、頭痛・肩コリ・めまい・胃腸障害・全身倦怠感・動悸・手足の冷えなど自律神経失調症状の他に、慢性的な足関節の痛みやゆるみ・ひざ痛・腰痛・側弯症・顎関節症・咬合異常・顔面の左右差など多くの身体症状があります。これは足裏の異常をひざ・腰以外に脊椎の最上部にある首が補った結果なのです。ここに首の異常やコリを起こす隠れた原因があったのです。これが常識という誤った先入観を正すことなのです。
私は医師ではないので、誤解を与えないように説明しておくことがあります。それは、全てのうつ患者を治せると言っているのではないのです。うつ患者の90%を占める『足頚性(そっけいせい)うつ』に著しい効果があると言っているのです。『足頚性(そっけいせい)うつ』に対しては、原因があるのでその原因を取り除くことにより、98%の割合で改善または完治することができるのです。問題なのは足と首の異常が原因となる足頚性(そっけいせい)うつ(軽症うつ)・(非定型うつ)にも関わらず、原因を心の問題・仕事のストレス・心の風邪と決めつけ、何種類かの薬を飲み続けたり、カウンセリングにより何年も直らず一時しのぎの対処療法や気休め・癒し療法に迷い込んでいる、というところに心が痛むのです。確かに、『心の問題や仕事のストレス』が原因になっていることもありますが、これは少なく、 たとえこのような場合でもよく追求してみると、足と首に異常を見つけることができます。もちろん、私の治療を受けて1日で治ったり、また明日から奇跡が起こるなどと言っているのではありません。隠れている本当の原因を知り、それに合った施術と自然治癒力に比例した日数が必要なのです。これを知った上で、もしあなたが薬物療法に疑問を感じていたり、また今の治療法に限界を感じたり希望を失った時、この理論や治療法を知っているか否かで、あなたの状況や人生が大きく変わってくるのではないでしょうか?
私は決して『医師を批判したり、治療を妨げたり、医師の治療を受ける機会を奪う』ものではないということを断言しておきます。『うつ』で悩んでいる人の中に『足頚性(そっけいせい)うつ』、この理論と治療法を必要とされている方がいる。その方々に少しでもお役に立てればという思いのほうがいつも勝るため、いろんな形で訴え続けているのです。これにより、誤った先入観が正され、専門医による新たな研究のきっかけとなり、やがて多くの人々が救われる、という私の強い思いや確信があるのです。



