- 足裏と全身のバランスを整え、自然治癒力を発揮させる
- 血行促進と免震処置で、自然治癒力を発揮させる
- 安静または固定と栄養で、自然治癒力を発揮させる
古代ギリシャの医学祖『ヒポクラテス』の言葉に、治療においては『人間は自ら治す力をもっている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、医者はこの自然治癒力が十分発揮される条件を覚えるだけである。』と言っています。また、『医術者であると同時に哲学者であれ』『哲学の中に医術を、医術の中に哲学を織り込まなければならない。』という有名な一節があります。つまりヒポクラテスは、医学と哲学は同じものだと説いているのです。
では、自然治癒力を発揮させる方法とは、またその裏付けとなる哲学とはどういうものかを、"重力とのバランス医学"の理論で説明しましょう。
ヒポクラテスが言っている自然治癒力を高めたり、最大限に発揮させる方法とは次の3つに集約されるのです。
フットケア整体で全身のバランスを整えた後にその効果を持続させたり、再び歪んだりずれたりするのを防ぐため、足裏のバランスを整えるテーピングをおこないます。
足裏バランスを整えておくと、それに伴って自然と全身のバランスも整ってくる、という『構造医学』の法則にしたがった施術なのです。
回復を早める手段として、全身または患部に対し血行促進と共に痛みを和らげます。また、血行不良の根本原因となる過剰な衝撃波やねじれ波を吸収・無害化するために足裏に免震処置を施すという『過労医学』の法則にしたがった施術なのです。
外面からは安静・固定を施し、内面からは栄養バランスを整えます。安静・固定・栄養は、患部や身体の環境条件を整えるという『環境医学』の法則にしたがった施術なのです。
![]() ![]() 足裏バランステーピング |
![]() ![]() 3本指テーピング靴下 |
![]() ![]() 首らくちん |
以上の3つを同時におこなわないと、なかなか治りません。そして本当の医術とは呼べないのです。建物で例えると、『構造物』には『時間経過』と『環境条件』が伴う、という自然界の法則にしたがった考えなのです。重力との調和を改善することがポイントなのです。つまり、地球と人間は力学的には同じ構造体とする哲学を裏付けとする考え方です。地球と人間は、力学的には同じ構造体であるということを、哲学の裏付けをもって説明すると次のような図式になります。
治療の3原則の裏付けとなる哲学の説明
治療の3原則とは、 (1) 構造医学 (2) 過労医学 (3) 環境医学を同時におこなうことです。