
正しい歩行ラインは図3のように蹴り出すとき、母指がテコの原理でいうところの「力点」となり、母趾球部が「支点」となり、「作用点」が踵になる。
![]() 「力点」・「支点」・「作用点」のバランスが効率的に保たれ、歩行ラインが安定している。 歩行時に発生する衝撃波やねじれ波を吸収無害化。 |
![]() 生理的歩行ラインが消失し、「力点」・「支点」・「作用点」のバランスが小さすぎるため、歩行時に過剰な衝撃波を受ける! |
![]() 歩行ラインのカーブが増大し、「力点」・「支点」・「作用点」のバランスが大きすぎるため、歩行時に、過剰なねじれ波を受ける! |
このように「力点」・「支点」・「作用点」が力学的に安定している場合、歩行効率を高めることができる。しかし、図4のように「指上げ足」・「ハイアーチ足」の場合、「力点」・「支点」・「作用点」の角度が標準より小さくなり過ぎるので、歩行時「過剰な衝撃波」が発生し、これが反復性の介達外力になって上部に繰り返し伝わってします。
一方、「外反母趾」・「扁平足」では図5のように「力点」・「支点」・「作用点」の角度が大きくなりすぎるので、歩行時「過剰なねじれ波」が発生し、これが反復性の介達外力となって上部に繰り返し伝わってしまう。
いずれも、足裏の不安定と共に歩行効率が低下し、過労学的損傷を発生させている。これが、歩行ラインの理論である。